今月初めの事ですが、約17年乗っている小さな愛車を壊してしまいました。今はなくなってしまったJUNインターナショナルのキットを組んで80ccにして、林道やら川沿いやら山間の集落の細い道やら、こいつじゃないと入っていけない色んなところを楽しく走ってきました。数か月に一度くらいしか乗れなかったり乗らなかったり、そんな時期もありましたがずっと手放さずにいました。ベンリィシリーズの中でもややマニアックな感じがするCL50は、遠くへ行かなくても旅はできると教えてくれたバイクです。

しばらく前に自作のリアキャリアやホムセン箱なんか付けちゃったりして、いつものように楽しく走っていたらエンジンブロー。クランクシャフトが焼き付いて、シリンダー、ピストン、オイルポンプなど傷だらけ。純正は廃盤になっているそうで、自分で直すとかなり時間が掛かるのもあり、いつもお世話になっているバイク屋さんで新品パーツを組み込んでいただいて復活。二週間で帰ってきてくれましたが、CLのいないガレージはなんとなくがらんとしていて、SVだけだと変な感じ。やっぱり大好きな二台がそろっていないと駄目ですね。

今回はクリッピングポイントのキットで110ccになりました。できるだけ丁寧に慣らしをして、終わったらまた、行ってみたいと考えているあっちへこっちへ連れて行ってもらいます。そして同じことにならないように大切に乗ろうと思います。

そんなに遠くへは走ったことがないのですが、箱も付けられるようになったし排気量も上がりましたので、もうちょっと時間が作れたらもっと遠くまでツーリングしてみたい。遊ぶことばっかり考えています。